平成14年第2回定例理事会議事録

平成14年第2回定例理事会議事録

日 時:8月31日(土)PM6時〜

場 所:県立鴨池運動公園

出席者:太田、竹内

欠席者:鈴木(台風のためフェリーがストップ)、榊(連絡なし)

オブザーバー出席:馬場、大坪、上栗、下堂薗、

議事内容
   1.かけっこ教室報告      
   2.ソフトボール大会報告        
   3.SCCの横断幕作成寄付金報告(植田さん、馬場さんより)        
   4.アンケート結果を受けて        
   5.7・8月のトレーニング内容
   6.試合後期に向けて       
   7.その他

 

 1. かけっこ教室報告

(太田)8月7日に開催されたSCC主催事業「夏休み小中学生かけっこ教室」について報告を行う。すでに、ホームページのほうに掲載しているので、皆さんご存知だと思うが、1箇所変更がある。支出の部にて「CDレンタル代1,015円」が追加になっている。

(上栗)チラシ等の作成代は?

(太田)今回、そういった部分は、全部事務局経費にしている。よって、通信費等も計上していない。

(下堂薗)収支のプラス分はどう使うか?

(太田)SCCの事業費となる。

(太田)今回、40名の参加があったが、内、約10名が、SCCの会員からの紹介であったり、小学校でチラシを配ったり、残り約30名は、新聞の行事案内に掲載していただいて、それを見ての申し込みだった。

(馬場)第1回にしてはよく集まった。

(太田)報告書、収支、写真を持って、県や市の関係者には報告に行った。

(馬場)それはいいことだ。自分達のやっている活動を地道にアピールしていかないといけない。

 

 2. ソフトボール大会報告

(太田)8月25日の予定されていたソフトボール大会は、雨のため中止となった。当日は明け方に強い雨が降って、でも、なんとか午前中には上がりそうな雰囲気だったが、グラウンドのほうが使用中止となったため、もう中止にするしかなかった。今のところ延期の予定はない。

(竹内)また企画してやりたい。

(上栗)夏休みも終わりだし。

(馬場)9月からは運動会シーズンに入る。しばらくは難しい。

(太田)日程的にやるとしたら、もう11月ぐらいになるだろう。

(上栗)ソフトボールじゃないといけないのか?

(太田)そんなことはない。

(太田)次回、開催するとしたら、11月以降ということで、それに関してはまた皆で話し合っていこう。

 

3. SCC横断幕寄付金報告

(馬場)現在、50家族より80,000円に寄付金が集まっている。進行状況は、レイアウトを太田理事長が作成中、牧さんが業者との交渉をしているところ。9月いっぱいにはレイアウトを完成させて、発注後、約2週間で納品できるそうなので、10月の川内の記録会にはお目見えできる予定。

 

4. アンケート結果を受けて

(太田)前回の理事会で、会員にアンケートをとろうということが決定し、今回始めてアンケートを行った。まず、「1、入会するきっかけは」に関して、友人からの誘い、親、兄弟の誘いが3分の2強を占めている。これだけ、メディアにとりあげていただいていただいているが、入会のきっかけはほとんどが「口コミ」というのはおもしろい結果だと思う。「2、SCCに入った目的は」に関して、大きく分けて3つのニーズがあると考えられる。1つは、「脚が速くなりたい」という、競技として高めていきたいというニーズ。2つめは、「仲間とスポーツを楽しみたい」というコミュニケーションを求めてきているニーズ。3つめは「運動不足解消」という健康志向のニーズ。つまりこの3つのニーズをどうやって並行して活動の中で受け止めていくか、これが大きな課題だということ。「3、練習日を増やして欲しいか」に関しては、いいえが16名、はいが11名。日、月、火、木曜日それぞれに練習日を追加して欲しいという要望があるが、日曜日は試合がある日、火曜日は競技場が休館日、木曜日に関しては、4日間連続での練習となってしまうということで、増やすとしたら今のところ月曜日しかない。「4、練習時間を変更して欲しいか」に関しては、いいえが21名、はいが6名。これは当たり前の結果で、今のSCCの練習時間で参加できるという人がSCCに入会しているわけで、この辺りはSCCに入会したいけど、時間が合わないという潜在需要の掘り起こしという意味でも外部に向けて今後調査していきたい。「5、その他」に関して、走り方の基礎を教えて欲しい、といった意見が多くある。こういった意見は以前から特に小学生に対してあって、その辺りは馬場さんとも何度もメールでやりとりしながら自分も考えてきたことだが、基本的に子供の素直な走り方を無理やり型にはめるのは良くないことだと思う。

(上栗)速く走れるようなるといえば、カールルイスのような走り方になると皆思っている。

(馬場)小学生に関しては、技術的なことよりも、陸上競技のルール、基本的なマナー、スターティングブロックの使い方など、そういったことをきちんと教えていかないといけない。

(太田)このアンケート結果を見て、もう一度「基礎」ってなんなのか。走ることの基本ってどこにあるのかをじっくり考えてみた。速く走ることに必要な要素は2つ。1つめは「俊敏性を高める」。素早い動きができるということ。2つめは「可動域を広げる」。身体の動かせる範囲を能動的に広げられるということ。速く走ることの基本はここにある。腕をまっすぐ振る、ももを高くあげることが走ることの基本ではないということ。そういった意味では、SCCが毎回しっかりやっているドリルは理にかなっている。

(太田)でも、もし自分の子供をスイミングクラブに預けるとなった場合は、イアンソープのように格好良い泳ぎ方にして欲しいという親の気持ちも分からないでもない。

(馬場)その辺りの親御さんたちの考え方とのギャップは確かにあると思う。

(大坪)TT(タイムトライアル)を定期的にやりたいという意見はいいなと思った。

(太田)定期的といっても、「この日にやろう」と決めたところで、競技場で他の団体が多く練習していたらTTは無理だから、その日のグラウンド使用状況とかを見て「今日はやろう」と当日決めると、そんな形になる。

(大坪)そこで計ったタイムとかを事務局で集計して、タイムの伸びとかをグラフ化したりすれば面白いのでは?

(太田)今シーズンより、試合の結果は全て事務局で保存していて、シーズン終了後に集計しようと思っているが、その練習でのTTに関しても、別にきちんとデータとして保存していこう。

(太田)冬季なんかは400とか300のTTも面白い。

(太田)では、練習日の追加、変更に関しては現段階では保留、もうちょっと時間をかけて考えていこう。走りの基礎に関しては、我々の考え方をきちんと示した上で、親御さんとのギャップを埋めていく。TTに関しては、今後積極的に取り入れていくということでよろしいでしょうか。

(一同)意義なし。

 

 5. 7・8月のトレーニング、試合期後期に向けて

(太田)8月は、ほとんど全員が試合から遠ざかっていたということもあって、トレーニングの負荷をあげた。一番暑い時期に、一番きついトレーニングだった。しかし、9月からは、コンディショニングをあげていくようなそういうメニューに切り替えていく。その辺りに関して質問、意見はありますか?

(一同)なし。

(太田)小学生だが、男女とも11月のKKB小学生フェスタでは、リレーでいいところいけそうなので、9月からしっかりとバトンの練習をしたい。

(馬場)小学生だけではなくて、リレーの練習をどんどん取り入れていっていいと思う。

(上栗)誰が何走とかじゃなくて、みんなが何走でもできるように。

(大坪)練習の中で取り入れるとなると、具体的にはどういった形になる?

(太田)例えば、200mを100mづつ2人でバトンでつないで走るとか。

(上栗)そういうやり方にしたら、トレーニングの質もあがるし、いいのでは?

 

6. その他

(竹内)来年1月に菜の花マラソンが開催されるが、3ヶ月あったら、だいたい誰でも完走できるようにトレーニングメニューを組むことができる。「菜の花マラソン挑戦講座 はじめて挑戦する方でも完走できます」みたいな感じでできないかなと思っている。

(馬場)いい企画だ。需要はあるはず。

(太田)どうやって告知するかだ。またメディアの人たちとも相談してみよう。

(太田)鈴木理事は今回欠席だが、トレーニングメニューのホームページへの掲載が非常に遅い。その辺りはきちんとやっていくように。何事もそうだが、ルーズなのはよくない。

(太田)ホームページに「陸上競技技術研究会」というコンテンツを作った。皆さん、協力をよろしくお願いします。

(太田)以上をもって第2回理事会を閉会いたします。

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