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2001/11/03(Sat)
<おはら祭り>
 きょうは鹿児島市最大の祭り「おはら祭り」の日でしたが、雨で中止になってしまいました。
 入院している患者さんのなかで、県外出身者のYさんから「おはら祭りの由来」について聞かれました。恥ずかしながら長いこと鹿児島に住んでいながら地元の祭りについて僕の知識はほとんどなく、戦後に始まった比較的新しい祭りということぐらいしか知りませんでした。
 ところが、同じ入院患者で年輩の人もこの由来について知っている人はなく、Yさんは市の観光課に電話して聞いてみたそうです。
 「おはら祭り」は鹿児島市制60周年を記念して始められた祭りで、今年が丁度50回目にあたるとか。肝心の「おはら節」はかつて江戸時代に藩外から帰郷した薩摩藩士が鹿児島市街地の入り口にあたる「原良(はらら)」の地で歌った歌で、原良に「お」がついて下の「ら」が落ちて「おはら節」となったそうです。
 身近にいて何気なく知っているようでも、知らないことっておおいものです。Yさんのように気になったことは分るように調べる姿勢って大事ですね。



2001/11/02(Fri)
<黒い蛇>
 僕を3カ月近く悩ませた「うつ病」。
 気持ちがふさぎ込み、すべてにやる気を失ってしまう状態が続いていました。うつ病に関するHPによれば、「メランコリー親和型」といって責任感が強く、やるときは何でも徹底してやらないと気がすまない人間がなりやすい病気だそうです。肉親が亡くなったときとか大きな喪失体験があったときなどに陥りやすい症状ですが、今の僕のように何の原因がなくてもかかることがあるようです。かつての英国首相・チャーチルもうつ病持ちで、「渡しの中の黒い犬」と呼んでいたとか。僕にとっては、さしずめ僕の一番嫌いな動物にたとえて「黒い蛇」といったところでしょうか。
 病院の先生からは重い使命感を背負った生き方を見直してリラックスするようアドバイスされました。性格的にそういう生き方をしてしまいがちな僕ですが、今後この「黒い蛇」を再発させないためにも、自分を見つめ直すいい機会だと思っています。
 お見舞いやこのHPにも励ましのメッセージが届いたり、いろんな人の温かい思いやりに感謝しています。あわてず、あせらず、ゆっくりと立ち直ろうと思います。



2001/11/01(Thu)
<やっと…>
 ようやっとこの日記のページを開くことができました。
 8月から仕事のストレスやら何やらで「うつ病」にかかってしまい、10月末からは入院しているような状態でした。
 あれから3カ月。僕の頭を悩ました「うつ」はようやく快方に向いつつあります。とにかくすべてにやる気がなくて無気力な日々を過ごしていました。入院して10日あまり、薬を飲みながらただぼんやりと体を休める日々でしたが、昨日ようやく意識が正常に戻り、気力を回復しました。
 きっかけは他愛もないもので、入院患者が集うサロンで初めて打ち解けた話ができ、なんだか心が癒されたことでした。昨日の夜は沸きあがる興奮を抑えられず、とうとう一睡も出来ませんでしたが、気持ちは前向きに充実しています。
 これまでも何度か、しかもある程度長い時期にわたって「うつ」に悩まされたことがありました。今回は初めて心療内科を尋ね医学的な処方を施して、この「うつ」と向き合いました。
 まだ完全とは言えませんが、今の調子で治療を続けていれば数日のうちに退院して職場復帰できると思います。この日記もできるだけ続けて新しい自分を表現する糧にしたいと思います。

…というわけで、きょう新しく生まれ変わった自分を祝し、生れて初めて頭を「5厘!!!!」にしました。タオルを頭に載せると引っかかります。僧侶になった気分です。(笑)