2002/09/22(Sun)
<国体はゲーム>
 今は国体の真っ盛りですが、頭の中ではすでに来週から始まる高校野球のことばかり考えています(笑)。鶴丸は第2シードで頴娃―有明の勝者と対戦します。

 報道陣にとって、国体やインターハイの取材は一種のゲームかなと思っています。前の日にだいたいの予想を立てて、上位入賞しそうな種目を重点的に回ります。1人一日で回れるのは2種目が限度なので、これを効率よくやらないと優勝したのに写真がなにもなくて、泣く泣く電話で話だけを聞く羽目になります。
 きょうは当たりが外れてカヌーの上位は逃しましたがボウリングの優勝の写真は押さえたので、ことなきを得ました。本当にスリリングです。



2002/09/21(Sat)
<ついてるかも>
 きょうの水球少年男子も感動しました。
 鹿児島チームは鹿児島南高の単独チームです。対戦相手はインターハイの初戦で敗れた鳥羽高を中心とする京都でした。
 鳥羽高はインターハイ優勝校で、ジュニアの水球も盛んなところです。鹿児島チームは抽選で京都と対戦すると決まった日から徹底して京都対策に時間を費やしたそうです。
 そうして導き出した結論が、相手のカウンター攻撃を止めることでした。相手の良さを消し、少ないチャンスを生かす絵に描いたようなサクセスストーリーで京都に競り勝ちました。

 取材はやっぱり勝った方が気持ちいいです。これできのうのサッカーに続いて2連勝。今大会は僕が取材に行った競技は勝つというジンクスを勝手に考えています。(笑)



2002/09/20(Fri)
<出だしは上々>
 通常なら国体の開会式前日は、直前練習の取材で終るんですが、今大会は開会式前にサッカーが始まったので、きょうは薗取材に行ってきました。
 サッカー少年男子がオープニングゲームで石川と対戦。石川は全日本ユース選手権準優勝の星稜が中心のメンバーで強敵です。鹿児島は鹿児島実、鹿児島城西、鹿児島商…と県内の強豪から選りすぐりのメンバーが集ったチームですが、いかんせん選抜チームだけに特に守備面において連携プレーがどこまでできるかが、課題でした。
 鹿児島は鹿商の主将・米森をストッパーに置く4バックシステムを採用。相手の攻撃のキーマンを徹底マークしてとりあえず攻撃の芽をつぶす作戦に出ました。
 本来なら3バックですが急きょ4バックに変更したとのこと。ある意味掛けでしたがこれがぴたりとはまり、石川は多彩なパスワークで両サイドを崩すも、中央をきっちりガードして決定的なチャンスを作らせませんでした。そして攻撃陣は、飛び道具・里のロングスローを押し込んで先制し、後半開始早々には、ドリブルで切れ込んだ中山が、自らシュートを打つと見せかけて、相手の間合いを外し、絶妙なノールック・ヒールパスで横にいた脇坂に流し、追加点を挙げました。鹿城西の絶妙なコンビプレーに背筋が凍るほどの快感を覚えました。後半15分すぎに1点返されてからは、完全に相手のペースでしたが守備の集中を切らすことなく、1点差を守り切りました。

 きょうはサッカーだけだったのでじっくり記事を書くことができました。まだ初戦なんで大げさにするわけにはいかないので、なくなく削って文章を整えるほど、中身のある試合でした。とりあえず最初の取材で勝つことができて良かったです。今大会のスタートは上々といったところでしょうか。



2002/09/19(Thu)
<いざ!高知へ>
 高知国体の夏季大会取材のため高知県にやってきました。考えてみると、四国に足を踏み入れるのは生れて初めてです。
 高知まで鹿児島からの直行便は出ていませんので、当初は国体輸送本部の手配で宮崎から高知入りする予定でした。チケット引換券が手元に届き、よく中身を見ていなかったのですが、きのうひょんなことから確認してみてびっくり! なんと出発地が宮崎ではなく、福岡になっているではありませんか!
 宮崎と福岡では勝手が違います。慌てて輸送本部に電話をして問い合わせると、本部の手違いで出発地を間違えてしまったとのこと。本部の担当者が謝罪し、鹿児島から福岡までの便を取ってくれてことなきをえました。鹿児島から宮崎までの移動を考えると、結果的には得した気分です。損して得とれとはまさにこのこと…

 今大会から国体の開催様式が変わり、夏季国体の種目も増えました。開会式前のあすからさっそく競技も始まります。いろいろ大変ですが、「新報スポーツ紙充実化」計画の一歩として今大会の紙面は多少凝った作りにするつもりです。



2002/09/18(Wed)
<気の重たいこと>
 きのうは日本の首相が初めて朝鮮国を訪れる歴史的な日ではありましたが、拉致された人間のうち8人はすでに死亡していたとのこと。30年近く無事を信じて待ち続けたご家族の心境はいかばかりかと無念の思いを禁じえません。朝鮮と日本の間にある溝はなかなか深く埋めがたいです。朝鮮は拉致者の家族に対する補償を、日本は過去の戦争の償いを真摯に行って、双方が「近くて近い国」になれるよう双方の努力を期待したいものです。

 朝から非常に気の重たいニュースが流れたせいでしょうか。今朝から頭の痛いことの連続でした。相変わらずの紙面構成の醜さ。あまりのひどさに仕事のやる気がいっぺんになえてしまいます。明日から国体取材で高知に出張ですが、行きの航空券の出発地を見てみたら「宮崎―高知」で取ったつもりが「福岡―宮崎」になっている。慌てて輸送センターに問い合わせたら、事務処理のミスだったとのこと。まぁ鹿児島―福岡の飛行機代を負担してくれるそうなので、そこは損して得したかなってとこですが、それにしてもなぁぁぁぁ。
 これから整理部の人を交えて国体の打ち合わせをします。頭の固い人たちをどうやる気にさせるか、こっちの頭が固くなりそうです……

<本日のSCCトレーニング>
 準備運動を入念に行ったあとで、40分間のペース走。1周500Mの競技場外周を1周3分ペース、徐々に速くなって終盤は1周約2分30秒、1キロ5分ペースで走る。前回同様手にストップウオッチを持って走ったので時間に対する徒労感は感じなかった。コーチいわく「呼吸は全然乱れてない」とのこと。ちょっと自信になる。
 走った後は入念なストレッチングに補強運動。ストレッチングは体を限界に伸ばしたところで体をリラックスさせるのがコツ。理屈は納得できるがなかなか実現できない。補強運動は腹筋運動。5種類ぐらいのパターンを20―30回ぐらいのペースで。最後にコーチといっしょになって5秒間静止、ゆるめの繰り返しで30回の2セット、背筋運動20回2セットをやる。
 本格的に長距離に取り組んで約1カ月。およそ週1回ぐらいのペースでしかトレーニングできないが、回を重ねるごとに徐々にではあるが走るペースみたいなものが見えてきたような気がする。ただし、野球の練習をやっているせいか、腰やらハムストリングに多少張りを感じる。明日から約1週間出張でまた運動できないが、十分体を充電させよう。



2002/09/16(Mon)
<無意味な宿題>
 久しぶりに鶴丸の練習試合を見にいきました。
 第1試合と第3試合が鶴丸の試合だったので、鶴丸ナインにとっては第2試合の間は、休憩・食事、そして何と宿題タイムでした。
 僕らが現役の頃も練習試合の合間に宿題をやった記憶はありません。こういうのを見てよその学校が、鶴丸に対して奇異の目を向けたり、ひいてしまうのはどうもなぁと思います。でも彼らにとっては要するに学校の宿題をクリアしなければ、野球ができない。だから、空いた時間を最大限に利用してそれをしているだけのことです。

 選手がやっている「宿題」を眺めてみました。マネージャーの子がやっていた英語の宿題は、長文読解の全文を書き写して、それを全文訳するというものでした。
 未だにこんな無意味な宿題が進学校と呼ばれる学校でなされているのにあきれました。全文訳はまだしも、全文書き写すことに何の意味があるのでしょう?ただでさえ、勉強において大きな負担を強いられている彼ら。その全文書き写している姿は「英語を勉強している」というよりも「機械的に英語の文章を書き写して苦行している」と感じてしまうのは僕だけでしょうか?

 思えば高校時代、英語の単語を覚えるために、とにかく白紙に書いて書きまくるというような作業をしていました。僕にはこれが苦痛でした。何より英語という言語の楽しさがまるで感じられない。本来、英語とは英語圏で暮らす人々の共通言語であり、人間同士がお互いの意思疎通を図る手段であるはずです。それは血の通った人間同士の喜びや、悲しみや、楽しさを感じさせてくれるものだと思うのです。
 でも学校でやっている英語教育は、まさに受験のための手段でしかない。無意味な書きなぐり課題は「英語嫌い」を増殖させているような気がします。

 そんなことするぐらいなら、気に入った洋画や洋楽でも題材にして、そこで使われている文章や単語を自力で訳したり、読んでみることの方がよっぽど「生きた英語」を学べると思うのです。

 以前、ある野球部の監督が練習について「自分が納得できないことを奴隷のように繰り返すな」と話していたことを思い出します。
 書き写すこと自体が悪いとはいいませんが、あの宿題をしている姿は、野球の練習で何の目的もなく千本ノックを受けるのと変わらないと思います。自分が何のためにそれをやるのか。教師とはそういう問いかけを絶えず生徒にするべきではないでしょうか?
 受験に必要だから、点数を取る必要があるから、というだけで、勉強を強いるというやり方は、子どもに自ら考える能力を奪っていると思います。

 久しぶりに「宿題」を眺めて感じた憤りでした。