| 2002/10/13(Sun) |
| <ベストピッチ> 珍しく日曜日のオフでした。 どの野球部も試験期間で練習をしていなかったので、あす準決勝を戦う頴娃までドライブがてらにいってきました。頴娃の監督も鶴丸の先輩です。車で約1時間半、初めて頴娃に行きました。 頴娃インターを過ぎて、頴娃の町並みが見える位置に来たときの眺めは絶景でした。一面に茶畑が広がり、遠くには海が見え、開聞岳が美しく映えています。のどかな田舎にある学校です。 久しぶりに練習に行った学校のレパートリーが増えました。練習自体はオーソドックスな内容ですが、頴娃の監督さんはメンタルトレーニングなどの斬新な練習も積極的にとり入れています。 久しぶりに打撃投手をしました。母校と違ってネットで囲まれた圧迫感もなく、思い切り投げることができました。何より捕手が自分なりにリードしているのに感心しました。コントロールがいいとはいえませんが、時折厳しいコースに絶妙なボールがいって自分の中ではベストピッチでした。リードにしたがって変化球も投げました。 あす、頴娃は鹿児島商と九州大会をかけて準決勝を戦います。戦力的には鹿商が上ですが、頑張ってもらいたいものです。 |
| 2002/10/12(Sat) |
| <お気楽な仕事> きのう鹿児島城西が負けた時点で僕が思い入れのあるチームはすべてなくなったので、野球をみる楽しみが減りました。それでも、変な力みがない分仕事も気楽でいいです。気持ちに余裕を持って球場に行くことができました。 きょうは2試合ともコールドゲーム。勝ったほうがすごかったというより、相変わらず負けた方が勝手に自滅したという2試合でした。高校野球レベルの投手はやっぱりコントロールが命なんだなと思います。少々球は遅くても丁寧に厳しいコースを突いていければそう打たれないのは、頴娃の投手を見ていると思います。逆に出水中央のように球は速いのに行く先はボールに聞いてくれという投手では、そもそも試合になりません。準々決勝のわりにはあまり内容のない2試合でした。 夕方はSCCに行って1週間ぶりにトレーニング。40分間走が中心でした。今はスピードは遅くてもできるだけ同じペースで長い時間を走ることを体に覚え込ませるのが第一だと思います。なのに僕は、自分より速い人を見ると変に負けず嫌いになってペースが速くなり、残りの10分は完全にフォームを崩してまともに走れませんでした。反省しきり… |
| 2002/10/11(Fri) |
| <高校野球は難しい> きょうの鹿児島城西―樟南戦は、高校野球の負の部分がもろに垣間見られた一戦でした。 ここに書くのもはばかられることですが、樟南というチームに多少失望しました。そこまでして勝ちたいのかという憤りです。そして審判には、サッカーやソフトボールと同じく、公認審判員のライセンス制度を早期に実現しないと、高校野球が駄目になるのではないかという危機感を抱きました。 |
| 2002/10/10(Thu) |
| <弱いチーム> 出水と鹿児島商の試合を注目していましたが、一方的な展開で鹿商のコールド勝ちでした。 鹿商が強くて打ち勝ったというより、出水が鹿商に対して意識過剰になりすぎて自滅したという感じです。鹿商はヒット5本しか打っていないのに、先発投手が必要以上に力みすぎて四球連発。序盤は鹿商の攻撃もけん制で飛び出したりバントを正面に転がしたりして、決していい攻めをしていたわけではないのに、そこでアウトにできず、チャンスを与えて失点してしまう。打撃にしても、みんないいものを持っているはずなのに、打席でガチガチに肩に力が入りすぎて難しい球に手を出して凡退するパターンの繰り返しでした。 鹿商戦に対してかなり入れ込んでいたのは前の試合で勝ったときから知っていました。全員頭をそって気合いを入れており、何かやってくれる予感はありました。最大の敗因は監督が自分のチームを「弱いチーム」だと思っているところにあるのではないかなと思います。 どこのチームの監督も「うちは強いよ」と言いきれる監督はそういないし、樟南や鹿実の監督も「うちは弱い」を口にすることはあります。それでもそれが本心の言葉ではないし、選手を発奮させたり、のぼせ上がるのを防ぐための処方箋であることぐらい、読み取れます。口で弱いと言っていても、自分のチームの弱点を知りつつも、どういう展開に持ちこめば強くて、そのためにどういうカードを切れば勝ちに持っていけるという道筋をたくさん持っているのが優秀な監督なのでしょう。 出水の監督さんは県内の誰にも負けない熱血漢で素晴らしい監督だと思います。しかし、完璧を求めすぎて常に自分のチームを弱いものだと思っているところに限界がある。決して鹿商の選手と見劣りするはずないのに、そう思って意識過剰になるから普段の力が出せない。頑張って欲しい監督であり、頑張って欲しいチームだからこそ、その部分を克服して「うちは強いですよ」と胸を張って言い切れるチームを作って欲しいものです。 |
| 2002/10/09(Wed) |
| <野球は確率のゲーム> 宿直から家に帰ってパソコンを開いてみると、沖永良部出身で1981年夏にベスト8入りした県外在住の元高校球児の方からメールが届いていました。今回の沖永良部4回戦進出を大変喜んでおられました。こういう反応がもらえると、このページを作って本当に良かったなと思います。 「野球は確率のゲーム」ということを、きょうの鹿児島城西―加治木工戦を見ていて思いました。 野球の基本はまずしっかりしたバッテリーを作ること。この球をこのコースに投げられたらまず打たれないという道筋をきちんとたてられる捕手がいて、そのリードの通り投げられる投手がいたら、まず負けない野球ができます。 しかし、どの投手もそれが何割かの確率で、思い通りのボールが投げられないときがある。失投を逃さず打てるかが、打者にとっての命題だし、それを見逃したり、打ち損じたり、そういう偶然の上にゲームが成り立っている。打率は3割といわれるように、打つことに関してはどんなに頑張っても、ミスする確率が高いのが野球です。 鹿城西の強いのは、攻撃にしても守備にしても、その確率が今の段階で非常に高く仕上がっているという点です。バッテリーは、立ちあがりこそ1失点を喫しましたが、加治木工の強力打線に対してほぼ完ぺきに自分たちの間合いで投球をして打ち取っています。外にテンポよく投げてストライクをかせぎ、変化球で打たせる。あるいは内角で勝負する。バッテリーのシナリオ通りに野球が進んでいるのではないかと錯覚するほど、二回以降の投球は見ごたえがありました。 確率のもっとも低い攻撃面に関しても、ここぞという勝負どころを確実に決める勝負強さがあります。中でも六回の攻撃は鮮やかでした。先頭打者が出塁し、次打者が送りバント。これが不正打法をとられて進塁できませんでしたが、一走はすかさず盗塁して一死二塁のかたちにする。セーフティースクイズは失敗しましたが、残った走者が確実に進塁してセカンドチャンスを作り、次の打者が確実に打って返す。 こういう野球が今の段階でできるチームはそうないと思います。今年は、樟南や鹿実にしても不確定性の要素が高く、相手のミスで勝ちを拾っているような試合が多いです。鹿城西の次の対戦相手は樟南。僕なりの計算ではかなりの確率で鹿城西有利とみますが、そういう計算がなかなか当たらないのが、野球の面白さです。そんな状況でも勝つ道を見出せるのが樟南や鹿実の強さであるわけです。 あすでいよいよベスト8が出そろいます。どんな試合が見られるか楽しみです。 以上きょうは興が乗って2つの日記を書いてみました。 |
| 2002/10/09(Wed) |
| <これでいいのか?MBC> 新聞の番組紹介欄で今朝のMBCの「おはよう!グッデイ」の紹介に、またしても「タスキにかける青春」と題して神村学園の駅伝部が特集されていました。 毎回毎回、よくもまああきもせず同じことを繰り返していますね。駅伝全国制覇を目指して頑張っている神村学園の選手も、監督も素晴らしいと思います。でも、もう何年同じような番組を繰り返しているのでしょう? 毎日○キロ走っている、だの、体重管理は1日に○回やっているだの「もう見飽きたよ」と突っ込みたくなります。 駅伝部には罪はありません。栄冠を勝ち取るために王道はないのですから。それにしても、MBCのアナウンサーも、年頃の女の子が毎日体重を測られることの異常さや、練習方法への疑問点、高校から巣立っていった選手がなかなか伸びないなど、業界ではさまざまなうわさが飛び交っているのに「素晴らしい」のひとことで片づけてしまっている。本気で女子駅伝を応援したいなら、万年2位に甘んじている鳳凰や鹿児島女を取り上げるとか、いろんなバリエーションが考えられそうなものなのに、なぜそこまで神村学園だけにこだわるのでしょうか? これはもうお金が絡んでいる以外には考えられません。神村学園から大量の広告費がMBCに出るから、同じような番組を毎年作る。駅伝部は学校の「走る広告塔」です。企業の持つ運動部と何らかわることがありません。 この例に限らず私立強豪校の運動部は、生徒を集めるための看板を担っているのは事実です。どの私立高校の運動部もおしなべてマスコミにたいしては腰が低いです。僕自身はあまりこのましいとは思いませんが、昨今の少子化による生徒減少などで生徒確保が厳しくなっている事情を考えると、そのこと自体を否定しようとは思いません。 でも、ここまでひとつの放送局がひとつの学校に固執するのはおかしいと思います。選手も、監督も、保護者も、すべて納得してやっているなら部外者がどうこういう問題ではないのですが、番組作りがつきまとう以上、常に「結果」を求められるという過酷な使命を背負うことになるでしょう。そのことが、無理なトレーニングになったり、将来を台無しにすることにつながったりはしないでしょうか? あまり確証のある話ではないですが、僕の心配が杞憂であってほしいことを祈るばかりです。 |
| 2002/10/08(Tue) |
| <人数で負けていても> きょうは市民球場で仕事。酔っ払いおやじに悩まされることなく、久々に落ちついて野球観戦ができました。 出水と沖永良部の試合を観戦しました。 ノーシードですが出水の評判が非常に良かったので、注目していました。期待を裏切らずなかなかいいチームでした。前チームの主力が残っており、打線が好調です。1、3、4、5番は体格もよく、二死からでも粘って外野手の間を抜ける長打が打てるので相手にとっては嫌なチームでしょう。ただし、きょうは七回でコールド勝ちできる試合を九回までやってしまったのはいただけないかな。監督さんも「きょうはこれまでの試合の中で一番内容が良くなかった」と反省していました。次は鹿児島商との対戦です。打線もそうですが、それ以上に投手が鹿商打線をどこまでおさえられるかの勝負になると思われます。 沖永良部には感動しました。人数は9人ギリギリしかいませんが、前チームからのバッテリーが残っており攻守にまとまったチームです。 宮之城にコールド勝ちしてベスト16入りを決めました。「人数は負けているけど、勝負には負けないつもりだった」という主将の言葉は、なかなか聞かせてくれます。滞在費のやりくりが火の車だそうですが、頑張って欲しいチームです。 |
| 2002/10/07(Mon) |
| <試練なのか?> 10月に入ってから毎日、頭の痛いことが続いています。これは神様が僕に与えてくれた試練なんでしょうか? きのうの大バカヤロウが、きょうもまたわめいていました。第1試合僕がうっかり、カメラマン席のとびらをあけっぱなしにしていたせいで、やろうは図々しくもカメラマン席に陣取り、蒲生の選手に「激励」のつもりでわめいています。 第2試合はさすがにのさばらせるのが嫌だったので、あえてカメラマン席に僕が陣取り、扉を閉めて中に入れさせないようにしました。 途中まではまったく問題なかったんですが、三回に国分の選手があわやホームラン性のあたりを打ったことから雲行きが怪しくなりました。 審判はフェンスにあたってはね返ったので、インプレーで三塁打としました。国分ベンチは納得がいかず、何度か抗議します。 そこで出てきたのが、あの酔っ払いやろうです。カメラマン席に残していた自分の荷物を取りに中に入り、僕の目の前で、汚い罵声を浴びせます!! よっぽどひっつかまえて一戦交えたろうかと思いましたが、僕の無鉄砲な行為でグラウンドにいる球児に悪影響を与えたくなかったので、必死でこらえました。 それでも、一通り、ほえまっくって外に出る時、やつが入り口のフェンスを思い切り蹴飛ばしたのを見て、何かが切れました。手にしていた紙バサミを床に叩きつけ、やつの背中をにらみつけました。 なぜそんな行動をとったのか、自分でも分からないのですが、あの時だけは理性がぶっちぎれていました。神聖な職場を土足で踏みにじったヤツは許さん!!。それでもその側に、鹿中央の控え選手がいるのを見て、すぐに冷静になりました。「絶対に彼らの試合に泥を塗るようなまねをしてはいけない!」そう思って、やつと関わることを止めました。 試合後もうろうろしていたらしく、鹿中央の生徒にいちゃもんつけていたそうです。高野連もとうとう警察を呼んだとのこと。その後どうなったか知りませんが、もう二度と球場の敷居をまたがせたくありません。大金払って夢を見るプロ野球なら、選手のふがいなさや審判の不可解な判定にクレームをつけるのもわかりますが、高校野球は基本的に営利事業じゃありません。あくまでも高校球児が日ごろ鍛えた力と技を存分に発揮する場所以外の何物でもないのです。なんか勘違いしていませんか? |