2002/11/10(Sun)
<応援席の右と左>
 ある意味、がっかりさせられた高校サッカー決勝戦でした。
 王者・鹿実とチャレンジャー・松陽の対戦。この1年間で2回決勝で対戦して2度とも鹿実が勝利を収めています。下馬評では鹿実が断然優位ですから、心情的には松陽を応援したくなります。
 きょうはメーンのカメラマンが鹿実サイドにつき、僕が松陽サイドで構えることになりました。前回の準決勝で僕が見事に決定的な瞬間をものにしたこともあって、カメラマンから「つかさくんが構えたところが優勝するんじゃないの」なんて言われましたが、柳の下に二匹のどじょうはなかなかいないのが世の常。前回うまくいったから、今回もどころか、今度は悲惨な結果になるのも過去の経験が教えています。
 結果は1−0で鹿実が勝利しました。松陽のシュートはわずかに2本。カメラを構えていてもシャッターチャンスが見事になく「あわや」と緊張したのは80分間でたった1回しかありませんでした。シュートがなければ腕の振るいようがありません。
 鹿実も松陽の何倍もシュートは打ちましたが、なかなか決まりません。この辺は松陽のディフェンスが素晴らしく。的確なカバーリングで変幻自在の鹿実の攻撃に対応し、ディフェンスラインを崩された場面は一度もなかったと思います。結局勝負がついたのは後半31分のCKからの1点でした。

 ふとバックスタンドの応援席を眺めてあることに気づきました。メーンスタンドから向かって右側が鹿実、左が松陽だったんですが、右と左で明らかな違いがありました。
 日曜日ですから応援は基本的に自由参加です。鹿実はおそらく全校応援に近い人数がいたと思われます。ブラスバンド、チアガール、応援部員を中心にした応援スタイルもきちんと組織化されていて、これだけを見るだけでも一見の価値があります。僕は校歌が始まる前の前奏が大好きで、あれを聞いていると腹の底から何かが始まる予感がしてきて、勇気付けられます。
 対する左側は右側の半分ぐらいの人数しかいません。吹奏楽部は県下でもナンバーワンの実力校なのに、右側の圧力に押されて何となく迫力がありません。右側に比べると全校応援の回数自体も少ないから、体系だった応援ができないのでしょう。
 
 やっていたサッカーは両チームともさほどレベルの違いを感じませんでした。だからこそ勝負を分けたのはこの「応援席の右と左」の差なのかなと思いました。



2002/11/09(Sat)
<きょうのSCC>
 午前中は野球の練習をして、午後はSCCで走り込むという、スポーツ漬けの一日だった。
 日曜日に菜の花メンバーで飲み会をしてから、はじめて練習に行った。このところ仕事が過密スケジュールで、なかなか練習には参加できないけど、週1回は必ず時間を取っていくようにしている。前回、酒を酌み交わしただけにお互いの親密度も増したようだ。
 いつも通り、短距離メンバーといっしょに基礎運動のドリルをやってからランニングメニューへ。きょうは新メニューが導入されて、いつもの時間を決めてそれを一定ペースで走る練習ではなく、1キロの時間を速い人は5分半、遅い人で6分半とそれぞれ設定して、8キロ走るという、少しレベルアップした内容だった。ともすれば速く走りたがりの僕にとっては、願ったり叶ったりの練習だった。
 最初の1周のペース配分が分らず、500M2分というハイペースで入ってしまったので自重して二番手の人とペースを合わせる。序盤は1キロ5分半で中盤以降は5分ペースでほぼ走りきれた。ただし27分すぎに突然右胸が苦しくなり、棄権しようかと思ったが、少しペースを落として呼吸を整えていると、ことなきを得た。これは一体何だったんだろう?
 走る前に脈拍を測ったら1分間で78。メンバーの中で一番少なかったが、走った後は186に跳ね上がった。僕よりも少ない人がいてちとショック。野球でもそうだが、スポーツトレーニングする上で、さまざまな効果を数値化するというのが浸透している。これは非常に有効だと思う。走る上での時間や、脈拍、本格的になると体重の変動なども図ることで、視覚的にトレーニング効果を知ることができる。もちろんデータがすべてではないが、自分の頑張る目標になる。いろいろ勉強になった。



2002/11/09(Sat)
<日常が大事>
 きょうから今年最後の高校野球公式戦の1年生大会が始まりました。
 午前中は時間がありましたが、あえて練習に行きました。はっきりいって未完成もいいところの1年生同士の対戦を見るよりも、1年生を含めた野球部員が日々どんな練習をしているかを体感した方が、自分のためにもなるという、まさに自分中心な理屈で自分の行為を正当化させています(笑)。
 でもこれは意外に当たっていて、きょうの練習でも試合を見ていたら絶対に分らなかった収穫がありました。こまかい内容は書きませんが、試合で通用するためには日ごろの訓練がいかに大事かという、実に当たり前のことです。
 よく試合の後で「いつもの自分のプレーができなかった」と敗因を語る選手がいますが、ではその「いつもの自分たちのプレー」とは何なんでしょうか? そう思ってみていると、試合で信じられないようなミスをする選手は、やっぱり日ごろの練習でも同じようなことをやっています。つまり「いつものプレーができなかった」のではなく、「いつもやっている中で、自分がミスする状況を頭に入れておらず、いつも通りミスしてしまった」ということなのです。
 だからこそ、練習では日ごろから自分を極限まで追い込んで、どんな場面にも対応できる選手を育てていかないといけないのです。それは、どのスポーツにも当てはまることでしょう。そのためには王道はなく、地道な練習を繰り返して頭と体に染み込ませるしかないのです。
 そんなことを学べただけでも、きょうの大きな収穫でした。



2002/11/08(Fri)
<カメラ、絶好調!!>
 朝、吉野にラグビーを見にいくか、それとも加世田までサッカーを見にいくか迷いましたが、気がついたら加世田に向っていました。

 この選択は大正解でした。
 松陽―鹿児島商、鹿児島実―鹿児島城西。第1試合は今年の県高校総体決勝の再戦で、第2試合は過去3年連続決勝で顔合わせた決勝戦の再戦です。第1試合は松陽、第2試合は鹿実サイドでカメラを構えていましたが、2試合とも決定的瞬間をものにしました。
 1点を先制された松陽は、MF里を起点に両サイドをうまく崩して鹿商ゴールを脅かします。前半33分にドリブル突破を図った江島がルーズボールに対して相手DFにうまく体を寄せてファールを誘い、FKのチャンスを得ました。これを里がゴール前に上げたボールに角が頭で合わせて同点。最後はPK戦で競り勝ち、松陽が初の決勝進出を決めました。
 掲載記事にアップした鹿実・柳崎のゴールは、他社のカメラマンと反対に構えていたので、あのアングルで写真が撮れたのは僕しかいません。とてもいい気分です。
 2試合とも両チームとも応援したくなるようなファイティングスピリットを示してくれて、特に鹿城西・中山のプレーには思わず見とれていました。これだけレベルの高い試合を見せてもらえると、加世田まで足を運んだかいがあったかなと一人で悦にいっております。



2002/11/07(Thu)
<あれから1年…>
 サッカー、ラグビー、ゴルフ、駅伝とウインタースポーツ真っ盛りで息つくひまもありません。

 考えてみると、去年の今ごろは「うつ病真っ盛り」で丁度病院に入院していたころでした。夏ごろから自分にまったく自信がなくなり、閉じこもりがちで必要以外には外に出られなかった。意を決して会社を休み、約2週間の入院でリフレッシュできたかに思われましたが、結局回復の兆しも見えず、翌年4月まで悶々とした日々を送っていました。その頃のことを考えると、今自分がぶつぶつ不平不満を言いながらも、毎日元気に忙しく働いていられることが、一番尊く幸せなんだと思えてきます。

 今年の夏ごろから、知り合いの女性から「うつ」の相談を受けていました。僕の場合とは状況が違いますが、やはり自分の存在が嫌になって極限まで追い詰められていたようです。病院を紹介したり、自分の体験をもとにできる範囲でカウンセリングまがいのこともしました。一歩前進、一歩後退の日々を繰り返していたようでしたが、最近メールがきてだいぶ良くなったそうです。
 文面からも、まだ完全に良くなっていないけどいろんなことをしてみたいという前向きな言葉が出てくるようになりました。この病気は決定的な処方箋がないだけに、気長に自分と向き合うことが大事です。彼女の場合もだいぶ長く掛かりましたが、快方に向かっているとのこと。ホッと一安心です。



2002/11/06(Wed)
<中学スポーツ>
 どうも近ごろ、紅葉も見ないうちに初雪を見てしまいそうなほど、朝晩寒くなってしまいました。

 きょう一日、いろんな人から感謝されて気分良くいられました。中学駅伝のため再び指宿へ。道すがら携帯に電話がかかってきて、中学野球の関係者の方で、今回中学野球を大きく取り上げてもらったことで、お礼のために会社を訪れたいとのこと。僕的にはお世話になっている監督さんの息子が見たかったことがきっかけでしたが、3日間とも取り上げたことで、中学スポーツの現状も垣間見ました。
 小学校や高校に比べて、取り上げられる機会の少ない中学スポーツにスポットを当てることは、非常に意義のあることだと思います。営業的なメリットもありますが、本質的には今一番難しいとされる中学生にも光を当てることで、何か閉塞感を打破できるのではという思いがあるのです。

 そう思って駅伝を見ていると、男子は戦前の予想を覆して第一鹿屋が優勝しました。
 第一鹿屋は純然たる駅伝部ではなく、6区間中3人は野球部とバスケ部の出身です。それでもこの学校は、伝統的に学校全体で部活動の強化策として毎朝、朝の走りこみ練習をしているのだそうです。今回のメンバーもこの朝練習のメンバーの中から選んだそうです。
 思い起こせば、僕が中学のとき走った駅伝チームも、寄せ集め集団でした。それでも何か目に見えないきずなができて非常に感動した思い出があります。今回の第一鹿屋も大勢の生徒が応援にかけつけて、とても盛り上っていました。
 何より子供たちが生き生きしていて好感が持てました。今度別の機会で、この学校のことを取り上げたいと思います。



2002/11/05(Tue)
<沖釣り>
 このHPの常連さんでもあるoyajiさんとその奥さんの3人で釣りに出かけました。
 小学校の低学年ぐらいの頃は釣り好きの叔父の影響で、何度か連れて行ってもらいましたが、以後はほとんどいく機会がなく、大学四年のときに同級生と淀川の河川敷でハゼ釣りをして以来、5年ぶりにつり竿を握ったことになります。ましてや船を仕立てて沖に出るのは生まれて初めての経験です。
 多少風もあり、船酔いするかもと言われていましたが、酔い止めの薬が効いたのか、はたまた三半規管が発達しているせいなのか、5、6時間船に揺られていてもまったく吐き気をもよおすことはありませんでした。
 風も波もあって結構スリリングでしたが、雲一つない青空と雄大な桜島を眺めながら、のんびり時間を過ごせるなんて最高の贅沢です。
 oyajiさんはさすが釣り歴30年のベテランだけあって、どこにどんな魚がいて、どこがいい場所だとかいうことをよく知っています。腕の方には全然自信がなかったので、いわれるままに釣り糸をたれていました。ベテランのさおにはアジやらフグやらタイが、どんどん掛かるのに、僕のほうには全然当たりません。
 まぁ、もともと釣果の方は期待せず、釣れなかったら波に揺られてふて寝でもしようかと思っていましたが、一匹釣れると不思議なもので、挑戦意欲がわいてきます。「釣りバカ日誌」のハマちゃんのように、つり糸を垂れながら海の中の魚と会話するのはなかなか楽しいです。結局アジ7匹とタイ1匹が釣果でした。
 行く前に用事があって会社に立ち寄り、同僚のMさんに「きょうは初めて釣りに行きます」なんてうっかり口を滑らしたばっかりに、「じゃぁ、今週の釣り欄を頼むよ!」と懇願されてしまいました! うかつにもMさんが釣り担当ということを忘れていました。休日のつもりで釣りに行ったのに半分はお仕事になってしまいました…。


2002/11/04(Mon)
<中学野球その2>
 屋久島の中学校出身の高校生に聞いてみましたが、屋久島の人間が「ばってん」なんて使うの聞いたことないそうです。やっぱり「まんてん」とNHKはいい加減だということですかね。

 きょうは中学野球の決勝戦でした。
 朝、練習をしてからいったのでユニホーム姿のままでした。人によってはユニホームを着ているのに、何で腕章をしてカメラを構えて取材しているのか、奇異に思われた人もいるかもしれませんね…
 決勝戦は徳之島の亀津と鹿児島市の西紫原の対戦でした。亀津は機動力を生かした攻撃が得意で、無死一塁からでも積極的にスチールをしかけて揺さぶります。島のチームらしく一度それがはまると強さを発揮できるノリがあります。
 結局3−0で亀津の勝ちでした。良くも悪くも中学野球の面白さを教えてもらった3日間でした。