2003/04/12(Sat)
・きょうの高校野球
 ・決勝
鹿児島商18―6鹿児島実

<勝敗のポイント>
 ここまで点差がつくとは思っていなかったきょうの決勝戦でした。
 鹿商が18得点という決勝史上最多得点で実に12年半ぶりの九州大会県予選優勝を果たしました。長らく鹿実、樟南という二強の後塵を拝していただけに、準決勝で樟南、決勝で鹿実を破っての優勝はチームにとって大きな自信になったと思います。
 まぁ18得点という点数は、勢いもありますからいいとして、きょうの勝敗を分けたポイントは2つあったと思います。
 ひとつは一回裏の鹿商の攻撃。2点を先制されても冷静でした。一死のあと二番が四球を選び、三番・壱岐がカウント2−1から粘って四球で続きました。四番・川崎へはカウント2−3からおそらく空振りをとりにいったであろう外の変化球に食らいつき、左手一本で左前に運びます。更に一塁線へうまく転がすバントが決まってチャンスを広げました。点差は1点ありましたが、鹿実のエース新森にしてみれば、投げる球がなくなるようなプレッシャーをかけるのに十分な鹿商中軸の攻めでした。連続四球の押し出しで逆転に成功しました。
 もうひとつは六回表の鹿実の攻撃です。内野の連携が乱れて2点を返されます。今までなら、大量失点につながるケースでしたが、右翼手・壱岐が犠飛のボールをノーバウンドで本塁へ返球し併殺、ピンチをしのぎました。
 攻撃と守りでらしさを発揮すれば、もう怖いものはありません。あとは流れにのって大量点を奪いました。

 それにしても今年の高校野球はこれで完全に分からなくなりました。鹿商はこの優勝で大きな自信をつかんだでしょう。鹿実、樟南の巻き返しも十分考えられます。鶴丸や頴娃、鹿児島南もチームの持ち味をこの大会で発揮しました。戦力的には十分に上位を狙える鹿児島城西もだまってはいないでしょう。いずれにしても夏の大会がこれから楽しみになりました。



2003/04/11(Fri)
・きょうの高校野球
 ・3位決定戦
樟 南2−1頴 娃(延長12回)

<不幸中の…>
 朝から雲行きが怪しく、きょうの高校野球は3位決定戦のみがあり、決勝はあすに順延となりました。
 3位決定戦は延長十二回までもつれる接戦となりました。頴娃は終盤、再三勝ち越すチャンスがありながらあと一本が出ず大魚を逸しました。樟南はきのうの不調を引きずっているのか、何となく元気がありません。バント野球が身上なはずなのに、バントをことごとく失敗したことでリズムを作れませんでした。
 きょう唯一みどころがあったのは延長十二回の樟南の勝ち越しシーンです。雨でグラウンドは滑りやすく、走者はまともな走塁ができなかった中で、二塁から一本のヒットで果敢に本塁を狙いました。好返球が帰ってくればタイミング的には完全にアウトの場面でしたが、捕手が後逸し、待望の勝ち越し点になりました。いちかばちかの場面で、みせた果敢な走塁はさすがです。でもそれだけでした。

 試合が早く終ったので会社に戻って作業をしていると、鹿児島市内の花火工場で爆発事故のニュースが速報で流れました。場所はきょう決勝を戦う予定だった鹿児島実がある近くです。現場に行った記者によると、爆風で教室や体育館のガラスが多数割れたのだとか。不幸中の幸いだったのは生徒が全校応援で学校を留守にしていたので生徒にけが人が出なかったことでしょうか。この日記を書いている時点で工場では7人の方が亡くなり、2人が行方不明だそうです。ご冥福をお祈りすると同時になぜこのような事故が起こってしまったのか、原因を徹底究明して再発防止に努めてもらいたいものです。



2003/04/10(Thu)
・きょうの高校野球
 ・準決勝(県立鴨池)
鹿児島実10―1頴 娃(8回コールド)
鹿児島商6―0樟 南

 <応援の迫力>
 応援団の迫力に気圧されたのは初めての経験でした。
 準決勝になると両校全校応援で球場も多いに盛り上がります。県内の学校の中で、この全校応援の雰囲気が最も整っているのは鹿実です。野球だけでなくラグビー、サッカーと年中行事のように全校応援しているから、応援のコツも飲み込んでいます。ただきょうはすでに九州大会出場を決めているせいでしょうか、応援には、何が何でも勝つといういつものような雰囲気がありませんで、和やかなな感じでした。
 ところが、準決勝2試合目の樟南VS鹿児島商戦は違いました。僕は一塁側のカメラマン席にいましたので、三塁側の鹿商の応援席がよく見えます。一回裏の攻撃の始まる前の校歌斉唱で、地鳴りがしそうなぐらいの迫力が伝わってきました。
 鹿商はこのところ県大会で樟南に勝っていません。九州大会の出場は果たしましたが、夏のために是が非でも勝っておきたかったきょうの樟南戦にかける意気込みが伝わってきました。グラウンドの野球も初回の表裏の攻防で明暗が分かれました。表の樟南はまるで相手の応援に毒気を抜かれてしまったようにおとなしく2連続三振の三者凡退。裏の鹿商は獲物をしとめる猛獣のような猛々しさで2点を先取しました。結果は鹿商6−0樟南の完封勝ちでした。



2003/04/09(Wed)
<消費生活センター>
 県の消費生活センターなるところに電話をしました。
 きのう、僕宛てに変な封書が届きました。中には「返済請求通知書」なる文書が入っていて、使ってもいない携帯の出会い系サイトの利用代金を払うよう書いてありました。その文面が実にいやらしく、支払わなければ取り立て人がどこまでもやってくるぞと、脅迫まがいの文章になっていました。きょうは高校野球も休養日で、久々に休みだったので、午前中、消費生活センターに相談の電話を入れました。
 一通り概要を説明すると「あの1万9050円のヤツですね」と、係員の方も訳知りの様子でした。「荻村忠明」(オギムラ タダアキ)なる人物の名前で、そういったたぐいの返済請求が送られてくるケースが多発しているそうです。金額が2万円に満たない、支払い可能な額なので、恐怖心を煽ってお金を出さようというわけです。肩書きは「九州部落解放同盟」「全日本愛国青年推進塾」などとなっています。右翼団体か何かの典型的なゆすりの手口です。
 話の途中で、「あなたの出身校はどこですか?」と聞かれました。どうやら卒業生名簿を悪用されているらしく、最近では鶴丸高校卒業生のところに集中してそういった内容の文書が送られてくるそうです。ある時期は鹿児島中央だったり、玉龍だったりと、時期によって名前や肩書きを変えながら送りつけるのだとか。
 アドバイスとしては、当然支払う義務はないのだから、無視していい。もし周囲に同種の被害を受けている人がいたら、そういうからくりだから心配しないように伝えて欲しいとのことでした。

 インターネットやら、携帯電話やら、我々の身の回りの情報通信技術の発達は目覚しいものがあります。しかし、その反面こういったたぐいの犯罪も増えてきています。話には聞いていましたが、実際に自分が体験してみるとその嫌らしさに暗たんたる思いがします。最近では迷惑メールが執ようにやってくるのでアドレスを変えたり、着信拒否の手続きをしたりと、自分の身を自分で守る工夫をしなければいけません。このページの読者の中にも、同種の被害を受けられたり、あるいはこれからこのようなことをこうむる可能性は十分にあるでしょう。そんなときは遠慮せず、消費生活センターなどに問い合わせてみてください。



2003/04/08(Tue)
・きょうの高校野球
 ・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島商7―6鶴 丸
樟 南3―1加治木

<大魚を逸す>
 鶴丸は持ち味を出し切ってくれましたが、九州大会出場は果たせませんでした。きょうは非常に疲れていますので、詳細は後日…



2003/04/07(Mon)
・きょうの高校野球
  ・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島実11―4鹿児島南(7回コールド)
頴 娃3―2宮之城(延長15回)

<地方校に希望を>
 いよいよきょうから準々決勝です。鹿児島開催なのでベスト4までが九州大会に出場できます。
 第1試合は鹿実打線のすごさが目立った一方的な展開でしたが、鹿南も点差以上に内容のある試合だったと思います。鹿南以上に狙い球を絞り、甘い球を逃さなかった鹿実野球に一日の長がありました。
 第2試合は、頴娃と宮之城。ともに地方の県立高校同士の対戦です。正直、第1試合と比べると野球のレベルは落ちますが、互いに譲らず見ごたえのある好勝負が延長15回まで続きました。最後は頴娃が積極的な走塁が功を奏してサヨナラ勝ちしました。
 宮之城というチームには4年前の春に8強入りしてから注目していました。男子生徒が少なくて、部員集めから苦労するようなチームですが、99年秋には初の九州大会出場を果たし、ベスト8クラスにはちょくちょく顔を出してくるような実績も残しています。
 剛球投手も、ホームラン打者もいませんが、エースが粘り強く投げて、少ない好機をものにして、粘り強く守るチームです。素直過ぎて、頴娃が見せたようなしたたかさがない分、4強以上に勝ち上がるのはなかなか難しいですが、野球の原点を教えてくれる貴重なチームです。こういうチームが頑張って結果を残すことが同じように苦労している地方の学校に夢を与えてくれるのでしょう。