| 2003/04/27(Sun) |
| <九州高校野球を振り返って> 九州大会はまだ準決勝、決勝が残っていますが、鹿児島勢がきょうで姿を消してしまったので、仕事として今大会を見るのはきょうで最後です。 鹿児島勢は結局頴娃のベスト8が最高でしたが、昨秋に比べると各チームとも成長の跡がみえて、それなりに見ごたえはありました。 頴娃の8強入りは素晴らしいと思います。戦力的には決して恵まれているとは言えませんが、相手のスキを突く全力疾走野球で延岡工に逆転勝ちし、柳川にコールド負けはしましたが中盤の追い上げは見事でした。鹿商のエース和田は今大会の県勢の中で、安定感はNO1でしょう。あと一歩、あと1球細かい野球ができるかが、夏へのカギになるでしょう。鹿実の敗戦は見ていなかったのですが総合力で1番安定していると思います。樟南は打線に当たりが戻ったのが好材料ですが、夏に向けては投手陣の整備が課題だと思います。 大会前に「どれだけ密度の濃い野球ができるか」をテーマに試合を見ると書きました。鹿児島勢の勝因も敗因も、密度の濃さが勝敗を分けたと思います。鹿実の初戦の東筑戦を除けば、どの試合も戦力的には5分5分、あっても4分6分、3分7分の差だったと思います。その中でしっかり守れたこと、つなげたことが勝因になったのが頴娃と延岡工の試合だし、その差で負けてしまったのが鹿商と樟南でした。 4チーム県勢だけの試合を追っていたので、他県のチームまでじっくり見る暇がありませんでしたが、僕が一押ししたいのは中部商です。140キロ台の直球を持っているエース玉寄は久々に見る本格派投手です。これだけのエースを持っているのに中部商は夏をにらんで継投策を徹底していました。 玉寄のほかにも2人の投手がいて、試合でだれが何回投げると決めているそうです。きのうの鹿商戦でも六回に1点先制した場面でスパッと次の投手に変えました。1点を争う緊迫した展開でなかなかああいう継投はお目に掛かれません。あとで監督さんに話を聞くと、最初からそういう風に決めていたし、チームもそれで納得しているんだそうです。「玉寄1人に頼るチームにしたくなかった」とも言っています。チーム内でそういう意志統一ができているのは強みです。こういう野球を見られたことも今大会の収穫でした。 |
| 2003/04/26(Sat) |
| <超ハードスケジュール> 九州大会は鹿児島勢が4チーム登場、陸上記録会に高校軟式野球に南九州バスケット、おまけにうちの主催のサッカーフェスタとめちゃくちゃハードスケジュールでした。 九州大会は1人で全部の試合をフォロー。鹿児島勢は1勝3敗で頴娃しか残っていませんが、それなりに見ごたえのある試合だったと思います。書きたいことはいっぱいあったのに忙しすぎて頭がパンクしました。写真を現像してみたら、カメラがパノラマモードになっていて大ショックでした。それなりに使える写真があったから良かったものの、下らないポカに怒りのもって行く場所がありません(涙…) |
| 2003/04/25(Fri) |
| <九州大会開幕> 九州高校野球が開幕しました。鹿児島開催なので勝手しったる我が家。他県と比べると鹿児島の場合、県立球場と市民球場の位置が近いので仕事はしやすいです。 開幕戦で鹿実の試合を見ました。 県大会の決勝では鹿商にメッタ打ちを食らいましたが、そのうっ憤を晴らすかのような快勝でした。打線では1番・松窪に当たりが戻ったのが好材料です。3打数3安打3打点の大活躍でした。県大会でも47得点のうち23点を2死からたたき出している嫌らしさをこの試合でも発揮し、2回の5点を含む10点中6点が2死からの得点でした。エース新森もボール自体はさほど良くはありませんでしたが、マウンドでおどおどせず、テンポよく投げていました。投打の軸が活躍し、東筑(福岡)に10−0で完勝でした。 こういう試合を見ていると、伝統校って侮りがたいなと思ってしまいます。東筑は失礼ながらこれが県の代表なんだろうかと思ってしまうほど、攻守に精彩がなく、あたかも鹿実に気圧されていたかのようでした。 第2試合以降は雨で順延。あすは鹿児島4チーム全てが登場するという超ハードスケジュールです。 |
| 2003/04/24(Thu) |
| <朝のイライラ> 僕の周りでは非常に不評だった連続テレビ小説「まんてん」が終って、少しはましなものが見られるかなと思っていたら「こころ」は更に輪をかけてひどい作品です。毎朝イライラの種になっています。 浅草を舞台に、下町の心意気を描くのがテーマのようですが、どうも作者は「心意気」を薄っぺらいものとしかとらえていないのではないかと勘ぐりたくなります。仲村トオル、伊藤蘭、岸恵子、竜雷太…とそれなりに味のある役者さんをそろえているはずなのに、ちぃーとも心に響いてくる演出がありません。やたら「浅草は○○だ」だの「女はこうあるべき」だの「それが人情だ」みたいな教条的なセリフが出てくる割には、それを納得させるようなエピソードが出てこなくて、いつも「なんじゃそら???」とぼやいています。 「ほんまもん」の時に、あまりの下らなさに、自分と同じようなイライラを感じる人がいないものかとネットで探したことがありました。毎日朝ドラの私評を書いているサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~ir3y-fjok/)があって、以来マメに見ています。「まんてん」はどういうわけか好評・称賛の意見が大多数を占めたのに、「こころ」は突っ込みの嵐です。中にはここに突っ込むことで同じようにイライラを共有したいからドラマを見ている(??)という方もいらっしゃって、なかなか面白いです。ドラマに対してただ受け入れるだけでなく、視聴者の率直な意見がうかがえます。NHKや作者の公式サイトは都合のいいことしか書いていないけど、こっちの方が一般的な視聴者の見方を代弁しているような気がします。 それにしても、以前も書いたような気がするけど、「そんなにつまらないなら見なきゃいいのに」と思われるかもしれません。でも毎朝7時半からBS2で過去の再放送とあわせて30分間、連ドラを見るのは10年前から続いている僕の習慣なんです。あまりのひどさに投げ出したのは「やんちゃくれ」ですが、それ以外はぶつくさいいながらも取り合えず見ています。だんだん中身の薄っぺらい作品が増えているような気がしてなりません。これでいいのか?NHK!! |
| 2003/04/23(Wed) |
| <体育会系> きのうの夜、うつらうつらしながら「ジャンク・スポーツ」を見ていました。 元オリックスのパンチ佐藤や、プロゴルファーの金子柱憲らプロスポーツ選手が業界の裏話や暴露話をやっていました。きのうは「ペナルティ」がテーマでした。パンチ佐藤らがいわゆる大学や高校の「体育会系」の部活動にあった上下関係の話が印象的でした。今ではあまり聞きませんが「1年・奴隷、2年・平民、3年・貴族、4年・天皇」(正確ではありませんが…)みたいな世界の実態が赤裸々に語られていました。 僕らが中学生ぐらいまでは、こういった厳しい上下関係がまだ「常識」としてあったような気がします。中1の頃、3年生の先輩は本当に怖かったのを覚えています。あいさつの仕方がなっていないと、胸倉をつかまれて、すご味をきかされ、2年生の主将から説教されたことを覚えています。主将はいい人で「○○先輩に聞かれたら、張り手2発とびんた1発くらいましたっていっとけよ」と口裏あわせもどきをやったのが懐かしいです。 さすがに高校ではそんなことはありませんでした。僕らの時代がちょうど過渡期にあったのかもしれません。今でも伝統のある学校では残っているのかもしれませんが、少なくとも僕が日常接しているスポーツの中では、そういったシーンを見かけません。きのうのテレビを見ながら「そういえば体育会系って、そんな感じだったよな」と記憶の底から思い出したぐらいです。 僕はこの傾向を喜ばしいものだと思っています。なぜ昔の運動部がそうだったか? やはり「教育としての体育」のいびつな名残ではないかと思うのです。「スポーツ」ではなく「体育」だったため、スポーツそのものを楽しむことより、人間としての教育だけが重要視されていた。もちろんスポーツの教育的効果を否定はしませんが、昔の無意味な体罰や行き過ぎた上下関係を聞いていると、スポーツ本来のあり方からかけ離れてしまっていないかと考えてしまいます。 今、僕がいろいろと興味をひかれるスポーツチームを見ていると「スポーツを楽しむ」という思想が根本に流れています。それはただ無目的にしまりなくダラダラやっているのではなく、同じ目的を共有する仲間が集まって、自らを厳しく追い込むことができるチームです。それを見分けるのは、そこにいる選手と話をしてみると分かります。自分の言葉で生き生きと自分の好きなスポーツについて語れる選手が大勢いるチームほど、活気があって何かやってくれそうなオーラを感じます。 楽しいからスポーツをやる。勝ったらもっと楽しくなるから、自分をいくらでも厳しく追い込むことができる。そうやってチームが強くなっていく。考えてみれば当たり前の話だけど、日本の「体育会系」スポーツのあり方とは明かに一線を画しています。 |
| 2003/04/22(Tue) |
| <今年の鹿児島> 今週金曜日から九州高校野球が始まります。鹿児島開催なので地元は4校出場します。ただいま4校のチーム紹介を執筆中です。 昨年と今年の鹿児島のチームカラーはがらっと変わった印象を受けます。昨年は樟南に岩崎、窪薗、鹿実に坂下、川内に宇都という絶対的なエースがいました。失点が多くても2、3点以内で計算できる投手がいて、ある程度勝ち進めるだろうという予想が立ちました(もっとも甲子園は初戦敗退でしたけど…)。 比べて今回出場する4校には、昨年のような絶対的なエースのいるチームはありません。県大会での実績は鹿商の和田に安定感がありますが、昨年の岩崎、坂下あたりと比べるともうひとつの感は否めません。 今年の4校の特徴は攻撃型のチームが多いことです。鹿商は3割9分7厘、鹿実は3割3分5厘といずれも高打率です。鹿商は打率の高さが際立っていますが、その裏には24犠打とただ打つだけでなく、線としてのつながりがあったことがこの好成績につながったことを物語っています。鹿実は県大会6試合の総得点47点のうち、実に23点が2死からという際立った特徴があります。特に準々決勝以降では簡単に2死取られても、そこから攻撃を組みたてられるという、相手にとっては気の抜けない嫌らしい攻めをみせます。頴娃も打率は2割7分さほど高くはありませんが、バント、エンドラン、盗塁と打てないなら打てないなりに攻めのオプションを持っています。 さて県内では攻撃型のチームが上位を占めましたが、これがどこまで通用するか、今度の九州大会は格好の試金石になると思います。攻撃型のチームというと豪快なイケイケ野球を思い浮かべてしまいますが、おそらくそういう野球では勝ちあがることは難しいでしょう。豪快に見える陰で、どれだけ正確にバントを決められるか、確実に走者を進められるか、状況に応じた打撃ができるか、相手の守りを崩す走塁ができるか、そして失点を堅実に防ぐことができるか…そういった密度の濃い野球ができるかどうか、結果よりもむしろそういった面に着目して今度の九州大会を見てみたいと思います。 |
| 2003/04/21(Mon) |
| <日焼け防止策> 最近、いろんな人から「日焼けしたねぇ」と指摘されます。 原因ははっきりしています。3月の下旬から4月上旬にかけて県の高校野球があり、毎日最低2、3時間は日に当たる生活をしていた上に、先週金曜日は甲鶴戦で丸1日、お日様のもとにさらされていたから、無理もありません。 高校野球にはじまり、高校総体、国体と集中して屋外取材が続く時期があります。毎度毎度、日焼けを指摘されて最早職業病と割りきっていたのですが、今回はある人に言わせると焼け方が尋常でないそうです。「日本人じゃないみたい」「皮膚の表面だけじゃなく、皮下組織まで真っ黒になったみたい」などと散々な言われようです。ちょっと心配になってきたので、日焼け対策を真剣に考えるようになりました。 まずは日焼け止めクリームを塗ること。何年か前に高校野球の時期は毎日塗っていたのですが、匂いが気になったので止めました。でも背に腹は変えられないので、これから外に出る取材の時はできるだけ塗っていこうと思います。直射日光は目にもよくないそうで白内障の原因になるのだとか。この点はコンタクトをして外に出るときはサングラスをしているので大丈夫だと思っています。 ホームページの掲示板といい、日焼けといい、何かと厄介なことが続きます。でも自分の身は自分で守らなければいけません。困難に対する対策はきちんと立てる。スポーツと同じです。 |